忘年会&新年会の養生訓
今年もいよいよ押し迫ってまいりましたね。年末年始は、1年のうちでも、もっとも食生活が乱れやすい季節でもあります。 こんな時こそ気をつけながら、楽しく過ごしたいものですね。 そこで今回は、忘年会や新年会を楽しく過ごせるように、気をつけるポイントをご紹介します。
新型コロナウイルスの感染に加えインフルエンザも流行ってきましたが、今年は少しずつ忘年会や新年会が開催されるところも増えているようです。せっかくのこの機会、、親しい方々と楽しく、お酒を酌み交わし、お食事をしたいですよね。
そこで、気をつけて欲しいことをまとめてみました。
①食事中は1度にたくさん食べるのではなく
②よく噛み、口の中に物が入っているときは箸を置きながら食べましょう
③野菜から先に注文して食べましょう
④揚げ物や脂質の多いメニューや締めの麺類などの摂りすぎに注意しましょう
⑤食べ過ぎないよう控えめに注文して、みんなで分けて食べましょう
⑥お酒などアルコール類は、ほどほどに、飲み過ぎに注意しましょう
⑦宴会の日の前後はできるだけ食事量を控えておきましょう
さて、忘年会&新年会のメニューは様々です。メニュー別に注意したいポイントをお話しましょう。
まずはビュッフェスタイル、バイキング料理です。
ビュッフェスタイルは自分で取るのでバランス良く食べられるように思いますが、どうしても元を取ろうと多めに摂ってしまいがちです。 まず、野菜を多めにとりましょう。 次にメインの魚、お肉料理、そして最後に炭水化物というコース料理の順番で選ぶようにこころがけましょう。
次にコース料理について考えてみましょう。
和食の会席料理でも意外とカロリーが高く、全部食べると1000kcalは超えてしまいます。揚げ物やご飯、最後の果物はすこし残すとカロリーをセーブできます。
フレンチなど洋風のコースは高カロリーの物が多く1500kcalは簡単に超えてしまいますので、糖尿病の方や、体重減量、ダイエット中の方では、全体の4割を残さないと食べすぎになります。また、バター、ソース、デザートなどを残すことである程度、カロリーを控えることができます。
中華のコースも高カロリー、大皿からとりわけする際に、脂質の多いものは少なくして前菜などの野菜を多めに摂りましょう。
せっかくの宴会ですからアルコールも楽しく飲みたいところですが、飲み過ぎには注意しましょう。 健康的なアルコールの目安は、
ビールなら中ジョッキ1杯
ハイボールならグラス(350ml) 2杯
日本酒なら1合
ワインならグラス2杯
ウイスキー水割りならシングル2杯。ダブル1杯
アルコールの間にウーロン茶や氷水を入れたり、水で割れるものは薄くするなど工夫しましょう
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