癌検診していますか?

コロナ感染者も減少傾向になり緊急事態宣言も終了、しかしオミクロン株という変異株が出現、まだまだ油断はできませんがすこし皆さんもほっとされているのではないでしょうか? 

このコロナ禍で水面下で起きている問題点について今回は取り上げました。 それは「がん」です 

「 がん」は日本人の死因のトップで4人に1人以上の方ががんで亡くなっています また、生涯でがんに罹る確率は男性で62%、女性で46%という報告があります。 

 がんというのは特別な病気ではなく、誰でもかかるポピュラーな病気なのです。 どのようながんが多いかというと死亡原因でみると、1位 肺がんで、2位 大腸がん、そして胃がん、膵臓がん、肝臓がんという順です。どのようながんに罹りやすいかということについては1位が胃がん、2位大腸がん、そして肺がん、乳がん、前立腺がんの順となっています。 

  がんの治療の指標に5年相対生存率というものがあります。これはがんを持った人が持たない人に比べて5年後にどれくらいの割合で生存しているかをパーセントで表したものです。がん全体として、5年相対生存率は少し前のデータですが、62.1%となっています。 がんと診断されても6割の人が5年後も生活しておられるということで、がんだからと言って、すぐに亡くなるわけではありません。乳がんや前立腺がんは生存率が高く、肺がんや肝臓がん、膵臓がんは生存率が低いというデータが出ています。 

  コロナ感染が拡がってから今まで受けておられた「がん検診」を先送りしてしまった方もいのではないでしょうか? GO TO TRAVELの前にGO TO GANKENSHINです 癌検診を受けましょう 

 次回はがんの予防についてお話します 

大阪府内科医会 お医者さんのブログ

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