世界腎臓デー ①腎臓は縁の下の力持ち

①腎臓は縁の下の力持ち

腎臓というのは一言でいえば、尿をつくる臓器です. 皆さんが食べものを美味しくいただけるのも胃腸の働きが良いからと思われているでしょう。 たしかに胃腸の調子が悪いと美味しく食べられません. しかしこれは入り口の話です。 胃腸で体の中に消化吸収された食べ物は、血液を介して体の筋肉や臓器に利用されます。その結果に各臓器から老廃物として血液中に再び流れ、腎臓でろ過して老廃物は尿として排泄されます。 水分や食べ物を自由に飲んだり食べたりできることの裏側でせっせと頑張っているのが腎臓です. 腎臓は地味な臓器ですがなくてはならない,「縁の下の力持ち」といえるでしょう.

 

尿をつくるのは、老廃物を捨てて、水分、ミネラル、酸、アルカリといった体液のバラ ンスをとる作業でもあります。 そのほか血液を作る造血ホルモンも産生する、骨にカルシウムを取り込ませるビタミンDの活性化をするなど、腎臓はさまざまな働きをしてい るのです。


このスライドのように腎臓は糸球体という網目のある濾し器のような小さなユニットが100万個集まってできています。 この糸球体に血液が流れ込み、小さな老廃物や水分は小さな粒子なので網目を通って下に落ちます。 一方、血液や蛋白は大きな粒子なので網目は通りません。このように血液の老廃物は取り除かれ、腎臓を通った血液はきれいなものになるのです。

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