今日からできる!自律神経を整える4つのセルフケア

秋バテを解消し、本来のすこやかな体を取り戻すためには、日々の生活の中でどのような点に気を付ければよいでしょうか。今日からご自宅で簡単に実践できる4つのポイントをご紹介します。

朝は「常温の水」からスタートし、内臓にスイッチを入れる

夏の冷たい飲み物の習慣が抜けないまま秋を迎えると、胃腸はすっかり冷え切っています。朝起きたら、まずは「常温の水」をコップ一杯、ゆっくりと飲みましょう。

冷たすぎない水分が胃腸にやさしく届くことで、副交感神経から交感神経へのスムーズな切り替えスイッチが入り、体を目覚めさせることができます。

「38〜40度のお風呂」で深部体温をコントロールする

「涼しくなってきたからシャワーだけで済ませよう」というのは少し待ってください。秋こそ、湯船に浸かることが大切です。

38〜40度のぬるめのお湯に10〜15分ほどゆっくりと浸かることで、体の芯(深部体温)がじんわりと温まり、全身の血行が促進されます。お風呂上がりに体温がスーッと下がるタイミングで、質の良い「深い睡眠」に入りやすくなり、自律神経の修復が促されます。

「旬の食材」を取り入れて胃腸を内側からいたわる

「なんとなく食欲がわかない」からといって、麺類や冷たいものだけで食事を済ませるのは禁物です。秋には、さつまいもやレンコンなどの根菜類、かぼちゃ、きのこ類、サンマなどの魚介類といった、素晴らしい「旬の食材」が食卓に並びます。

温かいスープや煮物などを意識して取り入れることで、胃腸を内側から温め、低下した代謝やエネルギーをしっかりと補給しましょう。

「無理のない有酸素運動」で自律神経のポンプを動かす

激しい運動を急に始める必要はありません。「天気の良い日は、一駅分だけ歩いてみる」「朝晩の涼しい時間帯に軽いストレッチや深呼吸をする」といった、心地よい動きを取り入れましょう。

適度な筋肉の伸縮は血流のポンプとなり、自律神経のバランスを整える力を呼び覚ましてくれます。

秋バテは、夏の間に一生懸命頑張りすぎたあなたの体が、「少し休ませてね」と教えてくれているサインでもあります。どうか無理をせず、「温めること」「休めること」を毎日の優先事項にしてみてください。

もし、こうしたセルフケアを続けても倦怠感や食欲不振が2週間以上改善されない場合や、日常生活に支障が出るほどの不調があるときは、単なる夏の疲れではなく、別の病気が隠れている可能性もあります。我慢なさらず、いつでもお近くの「かかりつけ医」や当院までお気軽にご相談くださいね。

(松本 専)

大阪府内科医会 お医者さんのブログ

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