がんの中でも怖い「すい臓がん」
すい臓がんに対して、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
がんの中でも、著名人が罹患し、比較的早期にお亡くなりになったという報道を目にすることがあり、「すい臓がんは怖いがん」という印象を持たれている方も多いと思います。
実際に、40~74歳の方を対象に行われた「がんに対する意識調査」では、
「特に怖いと思うがん」を尋ねたところ、
• すい臓がん:64.3%
• 肺がん:34.3%
• 大腸がん:33.1%
という結果でした(n=1,000)。
この結果からも、多くの方が「すい臓がん」を特に怖いがんと感じていることが分かります。
日本では、すい臓がんによる死亡者数は年々増え続けています。
2023年には、年間の死亡者数が4万人を超え、がんの種類別死亡者数では、胃がんを抜いて第3位となりました。
すい臓がんの主な症状としては、腹痛や背中の痛み、黄疸(眼球や皮膚が黄色くなる症状)、体重減少などがあります。
喫煙、過度の飲酒、肥満、糖尿病、加齢(特に60代以降)などがリスク因子とされていますが、初期にはほとんど症状がないことが多いのが特徴です。
そのため、発見が難しく、見つかった時点ですでに手術ができない状態であるケースも少なくありません。
これが、すい臓がんが「怖いがん」と言われる大きな理由の一つです。
柳生 隆一郎 記
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