第3回 高齢者におすすめしたいワクチンのお話

■ 帯状疱疹ワクチン 

 帯状疱疹は、ご本人のつらさはもちろん、長く痛みが残ることもあり、高齢者では特に注意したい病気です。 ワクチンには次の2種類があります。 • 水痘生ワクチン:1回接種、費用は比較的安い • 不活化ワクチン:2回接種、費用は高めだが効果が長持ち 免疫を抑える治療を受けている方は、生ワクチンで感染リスクが上がるため注意が必要です。 助成の対象になる方は、効果が高い不活化ワクチンがおすすめです。

■ RSウイルス(RSV)ワクチン (任意接種ですが、ぜひ知ってほしいワクチン) 

 RSウイルスは子どもの病気というイメージがありますが、実は高齢者でも肺炎などの重症化につながる感染症です。 重症化しやすいのは… • 60歳以上 • 基礎疾患がある方 • 免疫が落ちている方 現在は、 • 60歳以上の方 • 基礎疾患のある50歳以上の方 が接種対象です。気になる方は医療機関でご相談ください。 

 ■ 最後に 「もう高齢だから、ワクチンはいいわ」と思ってしまう気持ちも分かります。 ですが実際には、高齢者こそ感染症で入院や重症化しやすいのが現実です。 後悔しないためにも、接種できるワクチンはぜひ前向きに検討してみてください。 不安な点や迷う点があれば、まずはかかりつけ医に相談してみましょう。

革島 悟史

大阪府内科医会 お医者さんのブログ

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