そろそろ熱中症に備えた体作りをしましょう

日中が暑くなる日が多くなってきていますが、皆様、お元気でお過ごしでしょうか?

今回は熱中症のお話です。

熱中症とは体温の上昇に対しての調整機能のバランスが崩れ、どんどん身体に熱が溜まってしまう状態です。 熱中症、といいますと初夏のイメージがあるかもしれませんが、実は昨年は梅雨明けがとても早く、6月末から記録的な暑さに見舞われたため、救急搬送された熱中症患者さんは一昨年よりも約2万人も多い約7万人になりました。特に6月は一昨年の3倍と大幅に増えていました。これは暑さに体が慣れていない頃から、急激に厳しい暑さとなり、9月中旬頃まで、暑い日が続いたことが原因だと言われています。また、湿度が高い日本の気候も一因となります。

今年の西日本の平均気温は平年並みか平年よりも高いと予想されていますので、早めに熱中症に注意しなければなりません。これから暑くなる日が多くなりますので、今からでも身体を暑さに慣らしましょう。

大阪府内科医会 お医者さんのブログ

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